JIS第一・第二水準漢字のうち漢検配当外の漢字

漢検

漢検の配当漢字は約6,000字で、JIS第一・第二水準漢字が目安とされています。

ただ「目安」とあるとおり、実際にはJIS第一・第二水準漢字のすべてが範囲ではなく、配当外の漢字も多く含まれています。今回は配当外の漢字をまとめてみました。

漢検配当外漢字の一覧

JIS第一水準漢字の配当外は8字、JIS第二水準漢字の配当外は405字、合計413字になります(投稿主調査)。遺漏があれば適宜修正する予定です。読みは原則「漢字辞典オンライン」を参照にしています。
配当内の異字・旧字に当たる字は「配当内漢字の異字・旧字」に記載をしています。また、常用漢字の異字・旧字については読みの記載を省略しています。
(諸説あり)とあるものは、その扱いをするか否かについて辞典によって揺れがあるものです。
「備考/補足」は「漢字辞典オンライン」のほか、適宜その他の漢字辞典を参照しています。

以上、JIS第一・第二水準漢字にありながら関係に出題されない413字でした。
大きな傾向として、①異字体、②部首の一部を構成する字、③特定の地名や人名などの固有名詞でしか使われない字、④主な辞典で熟語の見出しがない字は配当外とされているようです。
一方、これらの条件に合致しつつ配当内の漢字もあり、配当範囲になるかどうかの基準はそれ以外にもあるのかも知れません。

参考資料

1.広辞苑

2.漢検 漢字辞典

3.漢字辞典オンライン